0729「大体これ何年前の文章だと思っているんですか」

 しろ闇一挙文章修正計画、ちまちま、ちまちまと進んで、トレアス編まで。今日の進捗はほどほどに良い感じ。本当はトレアス編を終わらせたかったけれど。トレアス編終わってもようやく全体の三分の一とかいう……(まあ100話まで全体として他三分の一はまるまる首都編とかいうそもそも頭おかしい構成になっているけれど)。
 道のりは遠い。
 ウォルタ・バハロを抜けると、トレアスは比較的読みやすくなってきたような印象。
 これを読んでどこを面白いととるかは人によりけりだろうけど、私は前にも言った通り、しろ闇に関しては物語を楽しむ・大好きだと愛情膨らむ姿勢と世に出している謎の恥や力量不足との間で葛藤していて、なかなか自分に対しても他人に対しても100%純粋にこれ面白いよと手を叩いて褒め称えられないんですが、バハロでブレットがクロ達と近隣の川で対峙したあたりから物語としての面白さを感じつつあり、それはキャラクターが増えていったりそれぞれの思案だったり言葉だったりがぶつかりあう面白さなのだなあと思う。ウォルタの激動は大きな物語のたった序章に過ぎないので……。クロとラナだけでは未熟とまではいわないけれど、特に最初はぶつかりあうことばかりなので、全然安心感が無いんですよね。読んでいて不安の方が大きくなるというか、(文章的な意味でもキャラの感情や会話の意味でも)空回っているのが浮き彫りになっているというか。それは仕方のないことなんだけれど、目に余る部分はちょっとでもましにできたらという思いで多少修正をかけています。
 ブレットにしてもアランやオーバン夫妻にしても、純粋にクロ達を支援するような存在って、動かしやすいし安心感を与えるんだろうな。ブレットに関してはクロを、というよりも白を助けるために動いたのだけれど……。社会人になってからこういう「良い人」を読むとなんというか、当時の自分から生まれた「優しさ」や「懸命さ」に胸が詰まったりします。
 どうにせよ、後々に大きく関わってくるキャラクター達ばかりなので、進めていると寂しさだったり懐かしさだったり、少なからず色んな感情がこみ上げてきます。 読み進めたら面白くなるのは、そりゃ当たり前だよなあ。
 はあ~どんどこどんどこ突き進みたい。
 創作肯定ペンギンちゃんを傍に置いて常に励まされていたい。
 更新予定文を書きたい、読みたいという思いも強いのだから足踏みしていて焦りだけが募ることもあるけれど、どれだけ意味がある行為なんだろうなとは思いながら、少なくとも私にとっては意味のあることだから、のびのびと読める環境に整えてやりたいものですね。
 …………………明日も休みだったらいいのにナー!