1212「ネガティブをコントロールしたい話」

 今日も今日とてブログで勢いをつけて小説を書くという方法を使ってみる。結局昨日は1時間強で2500字ほど書けて、これは仕事終わりで疲れている時にしては随分な字数です。休日でもなかなか2000も書けない時はざらにあるので。うまくいかない時はそれでも進まないだろうし、進んだとしてもその文章を使うかは分からないし、もしかしたら全部消してやりなおすかもしれない。でもそのことはあまり考えず、今はとりあえず前へ向けて進む、1字だけでもいいから進めていく、というスタンスです。
 休日というわけではなく夜勤直前の午前中なわけです。
 ずーっとばたばたして気付いたら一日が終わっていて疲れ果てている日勤と違い、夜勤は(勿論めっちゃ忙しい時もありますが)ゆったりとした時間が流れていて、自分のタイミングであらゆることに取り組めるので嫌いではありません。しかし、夜更かしは得意な方とはいえ、人間の体内リズムに逆行した行為ゆえに大体夜勤明けはとりわけ精神的に崩れやすいです。自暴自棄になったりとか、何もかも嫌になったりとか、ぼーっとした寝不足の頭をさまざまなネガティブな思考が駆け巡っていって、動けなくなったりします。それが嫌。
 思考が流れるままに手帳に書き記すという行為を先日長々とブログでも言いましたが、夜勤明けにはとりわけこの方法が効きます。開いて楽しい手帳というよりも思考をアウトプットして脳のデトックスを狙う手帳なので、ポジティブな文章もあれば、ネガティブな文章もあります。できるだけ正直に書くとすっきりして、たとえば夜勤明けのずーんと心の沼の底まで沈んでしまいそうになるところを、途中で浮かんで、ぷかぷかちょうどいいところで浮いて過ごすことができるようなイメージです。感情の浮き沈みの激しさというか、落ち込む時にとことん落ち込んでしまう自分にずっと悩まされていたし、夜勤に入るようになってそれがまた顕著に出るようになってしまっていたので、一つ解決の道を見いだせたと思い込んでいます。個人的な話ですが、パソコンでの打鍵よりも手書きの方が効果が表れます。
 そういうわけで、日々の手帳はなくてはならないものになりつつあります。
 もしかしたら無意識的に義務感を抱いてしまって嫌になってしまったり、今までのようにいつか手帳を開くことも億劫になってしまったりするかもしれないけれど、毎日書くことで整理せずとも自分をコントロールできるようになるのなら、それはそれで進歩です。それが今は出来ないから、暫くはこうして目に見える形にすることで思考と向き合う時間が重要と感じています。あまり、自分の考えを積極的に人に言うタイプの人間ではないけど、文章でならもっとすらりと言える。本当は口に出してきちんと言えるようになるべきだけど、それはまた次のステップ。
 文章ならすらりと言えてしまうからこそ、ネット社会は時折とんでもないヘイトに塗れてしまったりするけれど。一長一短ですね。あらゆることが怖い。ほどほどのぬるま湯でいいので、穏やかな世界に生きていたいです。
 オチなし。

 ではでは、小説を書いていきます。