0614「紫陽花寺」

 昨日ちらと予告していた通り、紫陽花、観に行ってきた。場所は京都宇治にある三室戸寺。以前躑躅の時期に参ったことがあるだけれど、紫陽花で向かうのは初。別名紫陽花寺と呼ばれている(らしい)ほどの名所で、なんと一万の紫陽花が植えられているとかなんとか。写真の様子を見ているとなんとなく昨今のSNS映えを意識したような雰囲気がちょっとミーハーっぽさも感じて迷ったけれども、自分の目で見てみないことにはなんとも言えないのだし偏見はいけないなと思って向かった。
 時期としては最高の時期だったように思う。見頃も見頃。今年は桜もちょうど一番良い満開時期に花見できたし、花関連の運が良い。しいていうのならば紫陽花にはしとしととした雨や曇り空ぐらいが日光の加減が抑えられて良い具合なのだけれど、今日は良いか悪いか晴天で、少々日が眩しかった。けれどそれも歩いているうちに少し曇ったり、日が強い分影は濃かったりしていたので許容範囲内。
 見頃でしかもかなりの有名どころなので、平日の昼間とはいえ観光客がどれほど来るか想像つかず、朝の九時頃に到着。それでも予想していたよりも多かったけれど(平日休みの私が言うのもなんだけれど何故平日なのにあれほど人がやってくるのか不思議でならない)、写真には殆ど写らないようにタイミングを図れるくらいには人がいなかった。人も少ないことだし参拝してからじっくりと堪能。写真は二百枚くらい撮っていたそうで、あとは言葉もいらない、写真をいくらか載せる。適当に選んだので似たようなものばかりでも勘弁。今日は縦に長いぞ。なので続きからどうぞ。

 
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 伝わっただろうか。豊富な種類ぶり。
 なんといおうか……。紫陽花は数多の花の中でも思い入れが強く、それは六月生まれということもあるし花として一番好きな紫陽花を、改めて好きになれるような機会だった。あれほどたくさんの種類の紫陽花を一気に見たのはそういえば初めてだったし、一口に紫陽花といってもそれはもうたくさんの色・形があり、あの青の具合、桃色の鮮やかさ、美しい白、立派に花開いた巨大な姿、影で萎れた姿、意気揚々とした緑の葉、たおやかな花弁。
 色が美しい。
 独特のグラデーション。白もまたとても良い。
 つまり、行って良かった。たくさんの紫陽花に囲まれ堪能。少し派手な場所だったかも?とは思うし(紫陽花のさりげないけど大きく陣取って淡く咲いている雰囲気が好きなので)、前述した通りお日柄がたいへん良く梅雨らしさは欠片もなかったのが若干残念ではあるのだけれど、余りあるほどの迫力や豊かさがあった。写真を見返していても改めて良かったと思う。紫陽花というそれ自体がすごく好きだ。

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 最後におまけは、近くの伊藤久右衛門で食べた紫陽花パフェ。いっそどっぷりと観光客に染まった時間でした。ご馳走様でした。また紫陽花、観に行きたいね。本当に幸福でした。好きなものにじっくり触れられる時間というのはなんと充実するものなのだろうね。